Steinbergの次世代オーディオインターフェース【AXR4T】発表!!<動画解説あり>

Steinbergより、プロの現場からホームスタジオまでをターゲットにした高品位オーディオインターフェースが発表になりました!!

その名も【AXR4T】

マイクプリ4つ、LINEインプット8つの計12アナログインプット、8アウトプット(TRSフォン)、ADATにAES/EBU、MIDI端子とワードクロック、そしてThunderbolt2接続!

他ブランドの高価格帯オーディオ/IFと比べてもまったく見劣りのしない設計に期待大です!!!

 

■AXR4T主な特長

フロントに装備した4つのハイブリッドマイクプリアンプは、音をありのままに録り込むアナログ部と、音楽的で空気感豊かなサウンドを実現するデジタル部で構成されています。
アナログ部は、ヤマハの理念「ナチュラルサウンドの追求」の下、機械的構造、回路レイアウトなど細部に渡りこだわり抜き、測定と検証を繰り返しながら、最終的にSteinberg社内外のエンジニアで徹底的に評価し、サウンド調整を行いました。
デジタル部は、Rupert Neve Designs社のトランスフォーマーSILKプロセッシングヤマハ独自のモデリング技術VCMテクノロジーを使用して正確にモデル化しており、サウンドに音楽的な深みと質感を付加します。SILKには2種類のモードがあり、BLUEモードは中低域REDモードは中高域の倍音成分を強調します。

そして最大の特長が 32ビット整数コンバーターを搭載した、最大32bit/384kHz録音再生可能 であること。

これにより、AXR4Tは高解像度のオーディオ信号を最も正確にそしてクリーンに録音再生できます。

高級感のあるルックスはやる気を出させてくれます!

天板面は熱対策かメッシュのような穴あき加工。こだわりの基盤がチラッと覗け、機材ファンにはたまらないですね。


デジタルオーディオで高音質を実現する為に、A/D、D/A変換はとても重要なプロセスです。
32bit整数(Integer)が音にどのような影響を与えるのか・・・。
先日行われた製品発表会の様子とともに動画でご紹介!!

まずは、こちら、オフィシャルのAXR4T製品イメージ動画 (by THE CHARM PARK with friends) から!

 

そして、実際にAXR4Tを使用し、上記楽曲をレコーディングされたEndhits Studioのレコーディングエンジニアの中村フミトさんによる解説と、実際にAXR4Tを使用した感想、24bitファイルとの比較試聴をご覧ください!!!

 

実際に発表会で24bitと32bitの音声ファイルを比較試聴した印象ですが、解説でもあった通り、低域の出方が32bitデータの方が太く濃密な印象を受けました。
(モサモサした嫌な太さではなく、音の情報量が多く濃い感じというのでしょうか)
会場のスピーカーから若干横にそれた位置で試聴する形になったのですが、それでも明らかに音が変化したと感じました。

24bitで人間の聴覚的には十分という意見もありますが、32bitデータに含まれる人間には聴き取れない成分が【満足感】につながる。
この【満足感】という表現が、本当にピッタリだなぁと感心しました!


ビット数やサンプリングレートによる音の違いも、イラストと合わせて分かりやすく説明していただきました。

 

これらの他にも、 レイテンシーフリーのシステムを構築する28 x 24 マトリクスミキサーを搭載。

さらにAXR4Tを最大3機を連結して使用可能。

実際のレコーディングで3台を連結して録音検証されていました。

そして本機の気になるDSP エフェクトは・・・

EQ 601 は70 年代から人気のあるイコライザーを再現し、その独特の歪み特性を備えています。
Compressor 276 はレコーディングスタジオでよく使用されるアナログスタイルのコンプレッサーを再現しています。
リバーブのREV-X は、スムーズな減衰、広がり、奥行きのある、高密度で豊かな残響が得られます。
そして、Sweet Spot Morphing Channel Strip は、モーフィング機能を使用してサイドチェーン対応コンプレッサーと3 バンドパラメトリックイコライザーの最適な設定を簡単に得ることができます。

これらすべてのプラグインのVST ソフトウェアバージョンも含まれています。

 

付属ソフトにCUBASE AIをバンドルし、32bit整数での録音をすぐにお楽しみいただけます。
普段他のDAWソフトをお使いの方でも、まずはCUBASE AIで試せるのは非常にありがたいです。

気に入ったらCUBASE PROへのクロスグレード版を導入!なんてこともできますね。

仕様上の注意としては、現時点の情報ではmacOSのみの対応という点です。

Windows対応は夏以降にかけての準備中とのことですので、Thunderbolt対応のPC環境を整える計画を今の内に立てておくのも良いかもしれません。


期待でいっぱいのAXR4Tですが新たな情報が入り次第、改めて更新していきます!

発売時期が決定しましたら、当店でもご予約を開始致しますので、続報をお待ちください!!!!

STEINBERG/AXR4T(オープンプライス)/市場想定価格約25万円前後
2019年春頃発売予定

【お問い合わせ】

池部楽器店パワーレック 担当:大倉
TEL:03-5456-8809
MAIL:power_rec@ikebe.co.jp

 

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