TASCAMのアナログ卓 + MTR。~『Model 24』

録音&PA機器の老舗・TASCAMからの新作、『Model 24』。

「これぞ、ミキサー」という顔を持つ、ゆったりとしたインターフェイス。
それは、この時代において、ある種のレトロさをも感じさせます。
そして、見た目どおりの本格的なミキサー性能。その“アナログ感あふれる”テイストは、多くのベテラン・エンジニアの耳目を集める一方、より一層の懐古主義を想起します。

しかしながら。

全チャンネル、マルチ録音、再生可能。

このプラスの機能で、状況は一変します。

2019年6月、Rittor Baseで行われた『Model 24』製品デモ会場。
そこには、多くのアーティストのライブ、レコーディング、両方のミキシングを手掛ける、名エンジニア・葛西敏彦さん、そして、バンド・STEPHENSMITH(スティーブンスミス)のメンバーの姿が。

まずは、STEPHENSMITHのライブ演奏をエンジニア・葛西さんが観衆の眼の前で『Model 24』を使用してPAミックス。

アナログ22chの入力が並ぶ『Model 24』の“ミキサー”部。葛西さんにより、音量フェーダー、EQツマミが折に触れコントロールされ、会場に良音が響きます。

葛西さんは語ります。
各chにずらりと並ぶEQについて。
「いいですね。デジタルのエンコーダーと違い、つまみの角度と音の変化が直結しているので、とても判りやすいです。」


各chには、1つのノブでの簡易な操作可能なコンプレッサーも装備されています。今回、こちらも積極的に活用。
「コンプレッサーを別途用意して、このチャンネルも、あのチャンネルも、と考えていくと、機材がどんどん増えてゆきます(笑)ですから、こうして各chに初めから用意されている事はとてもありがたいですね。音質も自然にかかるリミッター的なコンプで、とても使いやすいです。」

更には、何気に装備されたデジタル・マルチ・エフェクターの品質も良好!

会場へ響かせる空間演出において、さりげに、大いに寄与していました。

気になる葛西さんの『Model 24』ミキサー部へのサウンドの評価は・・・
「アナログ的な良いところ、ウォームな立体感がありますね。」
STEPHENSMITHのブルージーでストレートなバンドのアンサンブルにもマッチしていました。

そして、この日の更なる見せ場。

観衆の眼の前で演奏されたSTEPHENSMITHのサウンドは、『Model 24』に繋がった全回線分、『Model 24』本体内に「マルチ録音」されていました。
レゾリューションは、24bit48kHz。

直前に聴いた“STEPHENSMITHの音”が、会場に流れます。

・・・!!!

いい、ですね!
メンバーも見守る中、同じスピーカーから、バンドの生々しい演奏が見事に再生されています!
もちろん、再生されるマルチ素材は、そのまま『Model 24』でミキシングが可能!

葛西さんも、この『Model 24』のレコーダー部に関して、
「この音のクオリティはスタジオの業務機と比べても大きな遜色は無いです。」
とキッパリ!

そして、会場での実演はありませんでしたが、この『Model 24』、USB接続のオーディオ・インターフェイスとしても機能します!本体MTRとPCへの同時マルチ・トラック録音も可能です!

TASCAM『Model 24』。

・使いやすい「アナログミキサー」。
・各ch装備の「ワンノブ・コンプレッサー」。
・良質な「マルチエフェクター」。
そして
・良音「マルチトラック・レコーダー」&「オーディオ・インターフェイス」機能。

更に、機能以外のトピックをもうひとつ。
・お求めやすい価格設定
>>>商品ページ
高音質、高機能を手に入れやすいプライスに納めこんだ企業努力。

そして、何より、
・信頼のTASCAMメイド
であること。多くの業務機群の歴史が証明している、その高い品質。

見た目を裏切らぬ「仕事人」、TASCAM『Model 24』、大いに注目です!


★『TASCAM Model 24』は、渋谷・パワーレック5Fフロアにて実機展示中です!
>>>https://www.ikebe-gakki.com/realshop/powerrec/index.html

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