1ランク上にステップアップ!イケベのおすすめ機材【レコーディングマイク編】

1ランク上にステップアップ!イケベのおすすめ機材【レコーディングマイク編】

パワーレックスタッフの鹿島です!最近はDAWやインターフェイスの機能が向上し宅録の音質も上がってますね。

しかしながら、どうしてもレコーディングの差が出てしまうのはアナログの入力部!
特に「レコーディングマイク」に関しては妥協ができません。
最近は「一生もののMY・レコーディングマイク」を探している方も結構いらっしゃいますね。

そこで今回はワンランク上のコンデンサーマイクを選ぶコツをご紹介!いい出会いがあれば良いですね!


◎コンデンサーマイクといえば!まずはNEUMANN(ノイマン)から!

NEUAMNNはコンデンサーマイクを作ったの元祖ブランドです。
なぜNEUMANNがいいの?という疑問がありますが、、簡単に言うと「クオリティーの高さ」です。

本国ドイツの工場もしっかりしていて、受け継がれている職人の技術も一流、徹底した品質管理、マイクの精度も高く安心して使えます!

信頼できるマイクで安心してレコーディング(特に長時間)ができるということは、気持ちにも余裕が持てて実は大切な要因です!

もう一つは、NEUMANNのサウンドは何故か「音楽的な音になってくれる」からです(曖昧ですw)。
これは使った方ならなんとなく分かると思うのですが、チューニングというのでしょうか?
他社のマイクだとなかなか真似のできない音楽的なキャラクターがでてくるんですよね。

もちろんその根底には、高い品質でしっかりと集音できているからこそ実現できるキャラクターだと思います。


◎定番・【NEUMANN U87ai】って何か良いの?

NEUMANNの中でももっとも有名で人気の高いザ・定番マイクといば、皆さんもご存知の【NEUMANN U87ai】です。

『NEUMANN U87ai Studio Set』

しかしながら、意外と何故定番なのか?なぜ音が良いのか?理由が分からなくないですか?

大丈夫です、ちゃんと理由があります!それが分かると、良いマイクを選ぶコツが大分見えてくるはずです!

<U87aiが良いとされる理由>
・マイクの心臓部といえばカプセル!(正面の網の中にある丸いもの/ここで音を電気に変換しています)

そのカプセルは多数の名盤を生み出してきたプロ御用達のレコーディングマイク「NEUMANN U67」と同型の高品質なカプセル(see K870/67という品番)を搭載していますので、まずはカプセルへの信頼性が超!高いのです。

 

・「NEUMANN U67」との大きな違いは?
大まかにはU67はカプセルから来た電気信号をトランス真空管を使い音の増幅回路として使用しています。
対して、U87aiはトランスとFETという回路で増幅している点です。

そもそも真空管やトランスのような増幅回路をマイクに組み込むということは、マイクにプリアンプが入っているような感じなのでコストが高価になってしまう理由の一つなのです。
でもその恩恵はやはり大きく『カプセルからおりてきた微弱な電気信号を最短距離で効率的に増幅する』ことが可能となり安定的かつパワフルなサウンドが得られるようになります!

U87aiの良いポイントをまとめると。
・カプセルの品質が非常に高い。
・トランスという増幅回路を搭載しているので安定的なサウンドが得られる。

ちなみに、真空管やトランジスタの様な主な増幅回路が無いマイクを総じて「トランスレス・マイク」と呼びます。「audio-technica AT4040」や「NEUMANN TLM102」などはFETは搭載していますが、トランスレス・マイクなのですね。

 

☆マイクプリアンプなどの相性にもよりますので、トランス有りのマイクが絶対良いとは言えませんが、マイクを選ぶ時のポイントとしてこの「トランス有り」と「トランス無し」を参考にして頂くと価格や性能など比較しやすくなりますよね。


◎トランス有りマイク候補

NEUMANNだけではない、トランス有りマイクを少しご紹介!ひとつの参考にしてみて下さい!

『Roswell Pro Audio Colares』
☆トランスの質感も重厚、高域も煌びやかでボーカルに相性良し!

『audio-technica AT5047』
☆オリジナルの長方形カプセルとトランスをマッチングさせた正確さと豊かなサウンドが共存しています!

『SOUNDELUX USA U195』
☆マイク界の巨匠David Bock氏が生み出したクリアな特性の中にFETのトランジェントが心地よく響きます。

『Neumann U47 FET』
☆ヴィンテージマイクの代表傑作U47のFETバージョン。U87aiよりどっしりとしたサウンドが特長。
存在感のあるミッド、ローエンドは他のマイクではなかなか再現できません。

◎もちろん上記以外にもトランスのコンデンサーマイクはあります。気になるマイクがあればぜひ、トランス有り無しを調べてみてくださいね!少し偏ったご紹介でしたが、一生もののマイクの出会いのきっかけになればと思います!!それではまた!

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