600万円ヘッドホン SENNHEISER HE-1を聴いた!

GW直前、雨の銀座某所!
sgsg

50,000ユーロ=6,100,000円(2016年4月末)がRECKB沼田の頭の上に!!!(笑)
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発売前の超極上ヘッドホン・システム『SENNHEISER/ゼンハイザー HE-1』を試聴させて頂きました!
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『HE-1』= Headphones Electrostatic 1。
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現在は、その技術を有するメーカーが稀少となった「静電型」方式のヘッドホンです!
大理石ボディの真空管ドライブ・ユニット。この大理石での造形は、装飾上の利点のみならず、重心面、そして放熱面からも、真空管の動作に良い効果を与えているそうです!
6+8本の真空管には、Telefunkenの流れを汲むチェコ製管をハンドセレクト。
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この大理石ベースのドライバー部のみならず、更には、イヤカップ部にもローボルテージ・アンプを装備する事で、従来型では70~80%程のパワーロスを生じていたところ、高効率でユニットをドライブ!
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しかも、歪み率に関しては、通常のスタジオモニターが3%とするところを 何と0.01%まで追い込んでいるとの事!

ゼンハイザー1991年の作、伝説のヘッドホン・システム『Orpheus』の再来を目指して立ち上げられたこの『HE-1』プロジェクト!
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(SENNHEISER Orpheus / photo by T.Kato)

10年に渡り開発が続けられたこの『HE-1』、前回来日時は、その姿のみを拝むことが出来ておりましたが、今回は、遂に音を聴けるまでに!


そして、600万円の音、試聴!

まず、濃密!

そして緻密!

懐も深い!

どちらかというと生真面目なゼンハイザーのサウンドが、そのままゴージャスな艶を帯びた印象です!


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更に、先の起動演出しかり(笑)、使用されるパーツ群しかり、極上がてんこ盛り!
装着感も文句なし!(しかも、メガネの上からでも!)

ヘッドホン・システムとして、ある種の極みに至った感があります!

発売時期、国内価格、未定!
乞うご期待!
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おまけ:個人的感想。
ダイアフラムを更に追い込んで、もっと繊細な反応が得られると、もっと凄い世界が!と想像したり。更に、もちろん持ち運びが出来ないこのシステム。
つまり、部屋聴き用に限定。
だとすると、同じ600万円で、部屋の環境を整えて、MANGERのスピーカーをしっかり鳴らす方が好きかも、なんて(笑)
あ、『SENNHEISER HE-1』は、既にそうしたシステムを持っていらっしゃる方用ですよね!失礼致しました!(笑)

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