【シリーズ】Oktava ~ 伝統の“音”をロシアの地で継承する、正統派マイク・ブランド [Introduction]

【シリーズ】 Oktava ~ 伝統の“音”をロシアの地で継承する、正統派マイク・ブランド 

製品紹介レビュー:
#1. Oktava / MK-319 [ビンテージタイプ・ラージダイアフラム・コンデンサー]
#2. Oktava / MK-012 [ペンシル型コンデンサー]
#3. Oktava / MK-105 [トランスレス・ラージダイアフラム・コンデンサー]
—————————————————

■ブランド紹介~Oktava / オクタヴァ since 1927

1

Oktava社マイクロフォン from ロシア。

「ロシア」のキーワードで連想されるもの・・・・

真空管、ギターエフェクター、テルミン etc.etc.
ロシアは、高度な技術が現代まで純粋に継承されている地である事が伺えます。

欧州で精錬されたマイクロフォンの製造技術も、ロシアの地に伝わり、独自の文化としてロシア国内でマイクロフォン製造が続けられてきました。ロシア製マイクロフォンは、欧州のみならず、海を渡り、世界各地に伝わります。USの著名プロデューサーも、“欧米が使わなくなった技術”から産まれる、“より暖かい、よりベターなサウンドが得られる”ロシア製マイクロフォンを好んで使用しています。

Oktavaマイクロフォンは、ソ連崩壊後の1990年代より、イギリスの二人の青年の働きにより、欧米圏でその存在を知られる様になります。

A&F McKay社により、世界各国に紹介される事となったOktavaマイクロフォンは、“閉ざされていた文化”の未知の魅力と共に、「買いやすい価格」のプロフェッショナル・クオリティー・マイクロフォンとして、US、欧州圏の市場に大きな波を起こします。

「この小さなロシア製マイクロホン『MK-012』は、強烈なパフォーマンスを持っている。どんなスタジオでもまじめに導入を検討するべきだ。」(米 mojo pie)


#MK-012 : 世界で認められた、カプセル可変可能なペンシル型コンデンサーマイク。 >ショッピングページ

「Oktava ML52 は、その魅力的な低価格から期待される以上に多くの優位点を持つ。このマイクから得られる結果は、市場で尊ばれている“恐ろしく高価な”マイクのそれに匹敵する。」(英 SOS)


#ML-52-02 : 現代的に使い易くアレンジされたOktava社リボンマイク・シリーズのスタンダードモデル。 >ショッピングページ

「(他社の同価格マイクと比較した結果、)私は、最終的に Oktava MK-319 を選ぶ。」(米 Audio Forum)
「(MK-319は、)いい意味でビンテージ寄りのサウンド。例えば“NEVEが好きな人”が好むサウンド。」(日 レコーディング・エンジニア)


#MK-319 : 本物の“ビンテージテイスト”を受け継ぐ、ラージダイアフラム・コンデンサーマイク。 >ショッピングページ

Oktava社の創立は1927年。
1930年代より、現代のプロフェッショナル・マイクロホン製造に連なる、マイクロフォン、ラウドスピーカーのトランスデューサー製造をスタートしました。1950年代には、ロシア国内の放送、映画業界で使用されたリボンマイクロホンの製造で大きく伸張します。

そして21世紀を迎えた現在も、「ロシアン・メイド」である事を誇りに、ロシア国内のTula工場でOktavaマイクロフォンは製造されています。

「極めて良質な、そしてそれは人まねでははないサウンド。」

欧米市場にOktavaマイクロフォンが登場した直後の専門誌のレビューです。
素朴な造りの製品に秘められた、いわゆる“海外製低価格マイクロフォン”と一線を画したその実力は、広く世界に認知され、様々な「現場」で実際に使用される事となります。

英の名プロデューサー/レコーディング・エンジニア、Hugh Padgham / ヒュー・パジャムも、POLICE等のレコーディングでOktavaマイクロフォンを使用!
STING / スティングもその実力の高さを認めます!
他、U2、Sheryl Crow、Edwyn Collins、Mike Oldfield、The Mission、David Sylvian、Pearl Jam、Tears for Fears、Iron Maiden、Kula Shaker 等々、錚々たる面子がOktavaマイクロフォンのユーザーリストに名を連ねて来ました。Radiohead『OK Computer』制作時にもMK-219/MK-319が活躍!

あくまでも“道具である”事を主張する、朴訥なまでの素朴さをかもし出す、Oktavaマイクロフォン。
スイッチ一つを見てみても、「見た目」ではない、機能重視の堅実さが伺えます。


#MK-319背面のローカット、PADスイッチ。

そして、Oktavaマイクロフォンには、1本1本に「測定シート」が添付されます。

「私は、同時に7本のMK-319をチェックする機会を得ました。Oktavaマイクロフォンの、多くの“海外製の”マイクロフォンに見られる、「同一製品の性能個体差」をチェック出来る絶好の機会です。結果、驚いたことに、それら、Oktava MK-319の7本の音の違いは、ほんの僅かでしかなかったのです!」(米 mojo pie)

 

本物の性能を、購入しやすい価格で。

Oktavaマイクロフォン、プロが認めるその実力を 是非、あなたの耳で!

 

(記事初出:2013年 / 2017年8月更新)
—————————————————

【シリーズ】:Oktava ~ 伝統の“音”をロシアの地で継承する、正統派マイク・ブランド 

製品紹介レビュー:
#1. Oktava MK-319 / “ビンテージタイプ”正統ラージダイアフラム・コンデンサー
#2. Oktava MK-012 / “多彩”!カプセル可変・ペンシル型コンデンサー
#3. Oktava MK-105 / “良質モダン”な、ピュア・ラージダイアフラム・コンデンサー

 

★当店扱い中のOktavaマイクロフォン・ラインナップはこちらから!

PAGE TOP