【新製品レビュー】Roland 新生MCシリーズ(MC-707/MC-101)

グルーヴマシン・・・マルチトラック音源にパターンシーケンサーとリズムマシン、エフェクト等が一体となった、エレクトロニック/ダンスミュージック向けの音楽制作&パフォーマンス用マシン。細かな定義や解釈はメーカーやユーザーによって様々かと思いますが、ローランドが1996年に発売した大ヒット作「MC-303」がその元祖であることは誰もが認めるところでしょう。

”GROOVEBOX”と称されるローランドMCシリーズは、その後MC-505/MC-808/MC-909という上位モデルがリリースされ、テクノ/ハウスシーンを中心に幅広い支持を集めました。あ、TB系ベースライン+オーディオルーパーのシンプルなMC-09というマシンもありましたね・・・!

その後DAW/ソフトウェア音源の台頭により一旦は姿を消したMCシリーズ。しかしAIRAシリーズに代表されるハードウェア回帰の流れを受けて、2019年に遂に復活を遂げることになりました。今回、発売前に少しだけ実機をチェックすることができましたので、簡単ですが実機レビューです!

2種類のラインナップ

新MCシリーズのラインナップは2モデル。過去に存在しなかったMC-×0×の隙間を縫って、全ての数字が埋まった形になりますね(MC-202の存在も忘れちゃいけません・・・)。デザイン的にも、立ち位置的にも、AIRAシリーズに属する製品となります。

MC-707

上位モデルのMC-707は最大8トラックの音源/シーケンサーを搭載しています。音源部は同時に発表されたFANTOMシリーズと同様、ローランドの自社開発音源チップ「BMC」上で動作するバーチャル・アナログとPCMのハイブリッド方式。内蔵音源に加えて、リアルタイムでのサンプリング&タイムストレッチに対応するオーディオ・ルーパーも搭載しています。

豊富な内蔵音源をTR方式のグリッド入力やステップ入力、パッドを鍵盤に見立てたリアルタイム入力等様々な方法で「クリップ」と呼ばれるパターンを作成、その組み合わせで楽曲を構築していく、Ableton Liveスタイルの構造を持っていますから、多くの方が直ぐにその概念・操作法を理解することが出来そうです。

 

各トラックに豊富に用意されたフィジカル・コントローラー、定番&お約束のエフェクトや今回のモデルで刷新されたSCATTERなど、ライブパフォーマンスでの使い勝手も良好です。

2系統のステレオ出力、ステレオのセンド&リターン、そしてマイクレベルにも対応した外部入力等、充実のリヤパネル。シンプルに単体での楽曲製作やパフォーマンスだけでなく、他のハードウェアと組み合わせてのシステム構築も可能性が広がりますね。PC+フィジカルコントローラー/オーディオインターフェイスの役割を、これ一台で賄えてしまうのがGROOVEBOXならではのメリット。DJシステムへのアドオンとしても、手軽さの面でオススメです。


MC-101

一方、コンパクトで可愛らしい筐体のMC-101ですが、大きな違いはシーケンサーが4トラックになり、オーディオ・ルーパーがインポートのみでの対応になった以外、基本的な音源、シーケンサー、エフェクター、オーディオルーパーはMC-707と同等のものを搭載しています。音色/シーケンスデータもMC-707との互換性があり、前半4トラック分のデータをそのまま読み込むことが可能なため、MC-707でパターンを作りこんで、MC-101で持ち運ぶ、なんて使い方もできそうです。

そのサイズ故、MC-707に比べると若干習得に時間が掛かりそうなインターフェイスとなっていますが、TB-303でフレーズを打ち込む作業に比べたら苦になりませんよね(?)。逆に、このサイズで格好良いパフォーマンスを行えるようにひたすら使い込む感じ、個人的には好きです。16文字×2行の液晶ディスプレイのドット感やバックライトの色味、ここだけ妙にノスタルジックで泣かせます。

電池駆動もOK、リヤパネルは非常にシンプルです。オーディオ出力端子は3.5mmミニジャックではなく、信頼性の高い6.35mm標準ジャックですから安心ですね。

単体での使用も勿論楽しいですが、AIRAシリーズやKORG VOLCAシリーズ等のハードウェア機器やDJシステムへの「アドオン」としてMC-101を導入すると、楽曲製作/パフォーマンスの可能性が大きく広がります。4トラックという最小限のスペックも、上モノ専用機として割り切ってしまえば充分でしょう。このサイズ感、ガジェット系ハードウェアと一緒にゴチャっと並べると可愛いですよねきっと。


リズム&ベース、そして上モノ全てを賄うという、MCシリーズ伝統のコンセプトはそのままに、現代的なスタイルにアップデートされた新生GROOVEBOX。

 MC-707/MC-101は9月21日発売予定・予約受付中です!

Roland Groovebox MC-707 >>>

Roland Groovebox MC-101  >>>

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