【ボタン式アコーディオン奏者育成ダブル応援キャンペーン!対象商品解説】BUGARI 470CHC (4列リード・中型・ダブルチャンバー搭載モデル)

BUGARIの本格的ボタン式アコーディオン対象機種にレッスン権&特別割引が適用される「ボタン式アコーディオン奏者育成ダブル応援キャンペーン」実施を記念し、対象商品を1機種ずつその特徴と魅力を解説して参ります!

今回ご紹介する機種は「BUGARI 470CHC BK」です。

こちらのアコーディオンのおすすめ3つのポイント!

・96ベースサイズの中型モデルでありながらダブルチャンバーを搭載した貴重な仕様

・中型仕様でありながらマスタースイッチを装備

・風を最大限発音に活かす高密度な設計

・96ベースサイズの中型モデルでありながらダブルチャンバーを搭載した貴重な仕様

ダブルチャンバー(※)を搭載した機種は基本的にフルサイズの楽器が主流となり、ボディのサイズは最大限にして音域を稼ぎ、楽曲に対して幅広く対応出来るかが主眼となっています。

その場合当然楽器は大きく、重くなっていきます。ダブルチャンバースタンダードベースの機種の場合、一般的には12kg~13kg程度となりますが、この「470CHC」ではなんと10.7kgしかありません。またボディサイズが96ベースサイズの為、小柄な方が抱えても顎の真下まで迫るという事は稀なサイズ感となります。取り回しが難しい楽器をカバーするには体力も慣れも必要ですが、この楽器であれば小柄な方は特に扱いやすく、また憧れのダブルチャンバーの音色を手に入れる事が可能になるのです。

※ダブルチャンバーとは=アコーディオンの中に組み込まれた「共鳴箱」の事をチャンバーと言います。別の呼び方ではカソットとも言います。リードから出た音が共鳴箱の中で響いて鳴る為、通常のリードの音色よりも音に丸みと豊かさが加わり、木管楽器のような音色が得られるのが特徴。ダブルチャンバーはこの共鳴箱が2つ入っている為、2つのリードセットがチャンバー音となります。ミュゼット用の楽器等で稀にシングルチャンバーも存在しますが、ダブルチャンバーが主流です。

●チャンバー入り・チャンバー無しの音の比較

「470CHC」はH.M.M.L 4列リードセットを搭載しており、この内「M」と「L」の2つのセットに対しチャンバーが当てられています(ダブルチャンバー)。この為、もう1セットの「M」はチャンバーが当てられていない事になります。ピッチを少しずらしてある事で音に波が生じるようになっている為、音がずれて聴こえる点は仕様としてご理解ください。同じMリードでもキャラクターががらっと変わります。

参考:1回目:チャンバー無しMリード / 2回目:チャンバー有りMリード

蛇腹への圧のかけ方等、演奏上のテクニック次第で音色の変化、深みはさらに引き出していく事が可能です。

「470CHC」は心臓部となるリードには高品質なセミハンドメイドリードを搭載しています。ダブルチャンバーを除くリードの仕様は前回の「351CH」のご紹介と同様の為、こちらをご参照ください。

・中型仕様でありながらマスタースイッチを装備

「470CHC」は中型サイズながらハイクラスの楽器として「マスタースイッチ」も装備しています。マスタースイッチを装備していれば、最大音がなるH.M.M.Lフルセットのリードに演奏中でも一発で切り替えられる為、楽曲のサビの部分等、盛り上がる場面で重宝します。このマスタースイッチは大型の機種に多いのですが、470CHCは大型の機種と同等のハイクラスモデルとなる為、しっかり装備されています。

参考:マスタースイッチによる音色の切り替え

・風を最大限発音に活かす高密度な設計

大型には大型の利点もあり、中型仕様にした事による影響もあります。それは空気の消費量に対しボディサイズがコンパクトな事による蛇腹の動きの速さです。

アコーディオンはリードを沢山発音させる為に空気穴を多く開く程に空気の使用量は多くなり、風をリードブロックへ送る蛇腹の動きは速くなります。その際、大型モデルであればそれだけボディ内の体積が大きくなる為、運用できる風の量も多くなりますが、中型モデルではこれが少なくなる為、蛇腹の動きは大型よりも速くなります。これは仕様上避けがたいのですが、大事なのは「如何に的確に風をリードに送り込み発音を得るか」という事になります。

「BUGARI」の良さは正にここにもあります。元々の設計の段階で如何に風を効率的に扱えるか吟味し作り込まれている為、無駄な風のロスが少なく、的確に発音へ向かうように作られています。また、その設計を活かす為に、BUGARIは本場イタリアでも大規模な自社工場を持っており、ボディを全て自社で製造し組み上げています。本来当たり前の事のように思えるこの自社生産は限られた工場しか実現出来ていない為、ほんの僅かなズレが発音のロスに繋がるアコーディオンにとって非常に有力なポイントとなります。「470CHC」は蛇腹の往復は速くなるものの、発音に関しては抜群の反応がある為、無駄なく演奏に繋げられるのが魅力です。

さて、ダブルチャンバーを搭載したハイクラスモデルの中で唯一と言って良い中型サイズモデル「470CHC」はいかがでしたでしょうか。実物は渋谷・鍵盤堂店頭にて展示中の為、試奏をご希望の際は是非ご来店ください。

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「BUGARI 470CHC BK」の場合、金利0%・頭金無し60回お支払いで月々¥26,500(税込)(※)でお申し込みいただけます。

(※)1回目のお支払いに端数分が加算される為、1回目は¥31,500(税込)となります。

現金の頭金を設定いただければ月々のお支払い額を下げる事も可能です。

470CHCを含む「ボタン式アコーディオン奏者育成ダブル応援キャンペーン!」対象機種はこちら

■店舗情報

池部楽器店 鍵盤堂