[再掲載:2009-11記事]“ムーミンの国”から素敵なお客様がご来店!【GENELEC創始者I.マルティカイネンさん】

2017年1月30日に永眠された、GENELEC社創始者、Ilpo Martikainen/イルポ・マルティカイネンさんを偲んで。

※本記事は、2009年11月度に書かれた記事です。

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こんにちは、パッシブ・スピーカー&パワーアンプの組み合わせのモニター環境を何代も使い続けてきた沼田です。
ここに来て、“小さな卓上用パワードモニターも欲しいなぁ”、と考えはじめています。

そんな折!
当店に北欧フィンランドからとても素敵なVIPがいらっしゃいました!

『GENELEC』社の創始者、現・取締役会長 ILPO MARTIKAINEN/イルポ・マルティカイネンさんです!
mr_Martikainen_up350

『GENELEC』といえば、『6010A』<や、『8020B』といったスモールサイズの卓上用モニターから、ニアフィールド定番機、『8030A』『8040A』、そして業務スタジオユースのラージ・モニターまで、一貫した確かな品質の製品群でお馴染みです!
genes_400
良質な音響特性と、“チャーミング”とさえ表現できる美観を両立させた印象的なフォルムのボディー。
そこに宿る、研鑽された幾多の先進技術。

そして、ご存知でした?
GENELECこそが、昨今の「パワードモニター」スピーカー・カテゴリーの礎を築き上げた最重要メーカーでもあるのです!

そんなGENELEC社の数々のエポックメイキングなモニタースピーカーを作り続けて来られたマルティカイネンさん。
設立当初からの歴代GENELEC製品群当時のエピソードを我々に語って下さいました。
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GENELEC第一号製品である『S30』が作られたのは1978年。
なんと今から30年以上も前のこと!
s30_250v
もちろん“パワード”スピーカーです!

「パワード・スピーカーである効用は?」
という我々の質問に、しばし考えたマルティカイネンさん、
そして・・・
「皆さんは車を買う時、エンジンを別に買いますか?」
という一同納得の見事なお答え!
mr_Martikainen_tlk_300

以降の機種も技術的変遷を踏まえながら丁寧に語って頂きました。
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現在のメインラインナップ群における「アルミ・ダイキャストボディー」に至るまでの変遷も聴きどころ満載!
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(↑上記画像は、店頭展示中の8020カットモデル!GENELECの中身をご覧頂けますよ!)

ちなみに、アルミ・ダイキャストボディーの効用は・・・、
●成型の自由度が高い
→独自技術の『Directivity Control Waveguide』をフルに実践可能!
ボディー厚を薄く成型可能!
→主流とされるMDF材使用の同クラスの他社製品群よりも遥かにコンパクトなボディーサイズを実現!
●生まれながらにして防磁仕様
●金属ボディーだけに、内蔵パワーアンプの冷却効果もバッチリ!
・・・といいトコ盛り沢山!

その他にも、GENELEC製品、そしてご自身にまつわる数々のエピソードを言葉を選びながらじっくりとお話頂いたマルカイネンさん。
非常に充実した内容に時間が経つのも忘れてしまうほど!

このインタビューの模様は、近日、当店コンテンツとしてご紹介予定です!
お楽しみに!

マルティカイネンさん、ぜひまたいらして下さい!
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以上、早速、GENELECを自分の卓上に設置!”の妄想を始めた沼田がお送りしました!

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※本記事は、2009年11月度に書かれた記事です。

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