Oktava ~ 伝統の“音”をロシアの地で継承する、正統派マイク・ブランド #1 [MK-319]

■Oktava MK-319
伝統的なビンテージサウンドを有する、ラージダイアフラム・コンデンサーマイク

Oktavaを代表するラージダイアフラム・モデル『MK-319』

Wikipedia英語サイトでの“Microphone”のページ内、“Condenser microphone(コンデンサー・マイクロフォン)”の解説項に、そして同じくWikipedeia日本語サイトでの「マイクロフォン」ページの冒頭に、ひと際大きく、マイクロフォン・カプセルの画像が掲載されています。

センター電極のゴールド蒸着・プレートに、特徴的な黒いレゾネーターが配されたこのカプセルこそ、今回ご紹介のラージダイアフラム・コンデンサー・マイク 『Oktava MK-319』のカプセルです。

Oktava MK-319

Large Diaphragm Condenser Microphone

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『MK-319』は、他Oktavaマイクロフォン同様に「価格からは想像できない音のクオリティー」が高く評価され、ボーカル、アコースティック楽器、オーバーヘッド用マイクとして、多くのプロミュージシャンの自宅スタジオはもちろん、著名アーティストのアルバム制作レコーディング現場においても使用されています。

Sigur Ros/シガー・ロスのセカンド・アルバム製作時、クラシックNEVEコンソールが設置され、『U47』、『U87』といった高価なノイマン・マイクが並ぶ中、「とてもいい音の、でも、とても安価な」(Jonsi Birgisson/Vo.) Oktavaマイクロホンが何本も使用されました。

-「ストリングスのオーバーヘッドでの使用において、とてもよいサウンドが得られた。」(Ken Thomas/Producer)

実際のストリングス収録風景には、『MK-319』の先代モデル、『MK-219』の姿が。
シガー・ロスのこのアルバムの大きな特徴でもある、あの滑らかで妖艶なストリングス・サウンドは、Oktavaマイクで収録されていたのです。

『MK-319』を初めて聴いた、日本のある著名エンジニアのコメントです。

-「いい意味でビンテージ寄りのサウンドですね。最近のモダンな機種に比べるとレンジは狭く感じますが、これは、ベテラン・エンジニアさん、例えば“NEVEが好きな人”、が好むサウンドだと思います。」

『MK-319』のサウンドは、モダンな他社製品群に見られるようなサウンドの華やかさはありません。
しかしながら、プレイヤーの演奏をありのままに、心地の良い豊かな音像としてリスナーの耳に届けます。

ロシアが継承してきた”伝統的なマイクロフォン・サウンド”、Oktava MK-319

優れたコスト・パフォーマンスで、日本のスタジオ・シーンに。

(記事初出:2013年 / 2017年更新)

 

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e-mail:power_rec@ikebe.co.jp

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製品紹介レビュー:
#1. Oktava MK-319 / “ビンテージタイプ”正統ラージダイアフラム・コンデンサー
#2. Oktava MK-012 / “多彩”!カプセル可変・ペンシル型コンデンサー
#3. Oktava MK-105 / “良質モダン”な、ピュア・ラージダイアフラム・コンデンサー

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