シリーズ SL-1200G (1)スタッフ・インプレッション編 ~更新された、レコードの音。
2010年代がカウントを始めた同時期より、数年間に渡り、主役なき空白の時を送ってきたターンテーブル・シーン。
そして2016年、機を熟して放たれた、とてつもない剛球。
過去のどのSLよりも遥かに高価に設定された販売価格で、まずはシーンの度肝を抜きました(笑)
そして、限定版の販売の後、同等スペックでの新品番の発売を迎えた2016年9月。
遂に、Power DJ’s 店頭にも新たなる『SL-1200』が並びました!
単なる懐古ではない、数々の新技術が搭載された『G』。
前評判で語られてきた、様々な逸話。
果たして、何が起きているのか?
今回は、『SL-1200G』を実際に触ってみた、これまでの“レジェンドSL1200”群を知るPower DJ’sスタッフ達のインプレッションをご紹介致します!
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まずは、自身では『SL-1200MK5G』を愛用するスタッフA。
初体験の『SL-1200G』を軽く触るなり、
「あ、このピッチの精度、凄いです!」
可変幅「+-8」のスライダーに加え、「x2」ボタンと「Reset」ボタンが搭載された『SL-1200G』のピッチ・コントロール・セクション。
「このResetの戻り!凄い!」
「START、STOPの反応もいいですね!」
スイッチ群の反応の速さにも感嘆の声!
そして、併設した『SL-1200MK5』を聴いてみると・・・
「あぁ、(MK5では)ピッチがフニャフニャに聴こえます(笑)ビートも(笑)このMK5、ヘタッてきてんのかな?」
続いて、『SL-1200MK3』を長年愛用する、DJ歴15年のスタッフB。
まずは、スタッフAから“ヘタッている?”疑惑のかけられた『SL-1200MK5』を先に試奏。
「いや、こんなもんでしょ。」
どうやら『SL-1200MK5』の動作には問題はなさそうです(笑)
だとすると???
続けて、主役の『SL-1200G』の試聴に入るスタッフB。廻し始めた直後、口からついて出た、
「あぁ、違う。」
のつぶやき。
曰く、音の厚み、“真ん中から下”が明らかに違うと。もちろん、比較した『1200MK5』と『1200G』には、同じ針を使用。
「同じ針でここまで違うとは。」
そして、先のスタッフAと同じく、ピッチの精度にも言及。
「凄く精度が高い。ピッチスライダーを動かした際のピッチの+-を視認出来るストロボインジケーターも正確で、非常に見易い。」
「回転のトルクもあるし、安定感もある。」
続いて、代々のSLを販売し続けてきた“DJ歴22年+販売暦20年”の筋金入りベテラン・スタッフC。
廻しての感想。
開口一番、
「回転が凄い。」
回転精度に言及。
「レコードは回転が命だから。」
『SL-1200G』から聴こえる、他のプレーヤーで廻した時とは同じレコードとは思えない、
正確なビート。
正確なピッチ。
モーター。
ターンテーブル。
ボディ体。
『SL-1200』という名代に新たに導入された、現代の“技”の数々。
“正確に廻す”その技術、そして、その信号を正確にピックアップする為の、妥協なき構造体。
『SL-1200G』。
現出した、
“モンスター of ターンテーブル”。
以降、折に触れてレポート致します!
Technics SL-1200G
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