KORG新世代・軽量電子ピアノ「Liano」登場!

こんにちは!本日はコルグより発表された新型電子ピアノ「Liano」をご紹介致します!
■僅か6.0kgの超軽量・スリムボディ
「Liano」はまず大前提として「ウェイテッド鍵盤」ではない為、いわゆる重いピアノタッチの電子ピアノとは異なります。
本格的なピアノタッチのモデルをお探しの方向けではなく、気軽に音楽を、ピアノを楽しみたい方に向けて作られたモデルとなっています。
ウィテッド鍵盤ではどのメーカーで見ても、最低でも10kgオーバーからとなってしまう為、「Liano」では、いわゆるセミウェイテッド鍵盤が用いられています。これにより、通常の電子ピアノよりも軽く、なんと6.0kgという驚異的な軽さを実現しているのです!
もう一点、ボディについては「薄さ」もポイント。
内蔵スピーカーを持ちながらも「7cm」という極薄の設計。本当に「摘んで持てる」かのような印象です。
これならば体力に自身の無い方でも、気軽に取り回しが出来るのではないでしょうか。
■新開発のセミウェイテッド鍵盤「LS鍵盤」
これまでもKORGからはセミウェイテッド鍵盤タイプの電子ピアノはあったのですが、触ってみると今回はまたタッチが変わっている事に気づきました。
適度な反発感が感じられ、表面の素材の仕上げもすごーく良い感じ。
センサーの反応も良く、繊細な表現に想定以上についてきてくれる印象。これは弾いていて気持ちが良いですね~!
本体を軽くしつつ、タッチを追い求めた開発者の方の苦労が垣間見えたような気がします(笑)
■豊かなイタリアン・ピアノ音色、迫力のスピーカーを搭載
公式ではイタリアン・ピアノと表記されていますが、これは十中八九「Fazi●li(ファツィ●リ)」ですよね。
最近ではショパンコンクールの優勝者が演奏したピアノとしても知られており、国内外の著名なピアニストが挙って絶賛しているピアノブランドです。世界のトップシーンで最も勢いのある最高峰のピアノサウンドを、まさかのエントリークラスの電子ピアノに収録してしまう所がまたKORGの凄まじい所ですね~。
しかし、7cmの超極薄ボディに搭載されたスピーカーで、ファツィ●リを弾いた所で、スカスカな音になってしまうのではないでしょうか?
と思いきや、低音もしっかり鳴る!成分も豊か!
ボリューム最大でフォルテで鳴らしても音が割れない!こんな薄いのにうそー
これは驚き。
こうしたモデルでは音が細くなってしまうのが常だったのですが、驚異的に音が良くなっている印象。
弾いた時は初見で気づかなかったのですが、背面に穴を設けたバスレフ構造になっているという事でしっかり低音が出るんですね。
■単3乾電池6本で最大8時間連続動作
「Liano」はなんと単3乾電池6本で最大8時間動作するとの事。6本で8時間はかなり省エネな印象です。
蓋は底面部に。単3だと電池も軽く身近なコンビニ等でも手に入りやすいのが何気なくありがたい所ですよね~。
■USB端子、ヘッドホン兼アウトプット端子装備
背面パネルを見ると接続端子類がありました。
このUSB端子はDAWで使えちゃう奴じゃないですか~!
電子ピアノとしてだけでなく、手軽な88鍵盤MIDIキーボードとしても使えてしまう・・・恐ろしい子!
ミニステレオ端子のヘッドホン端子はLINE OUTとも兼用になっているので、ライブ等で外部アンプやPAに繋げる事もできますね。
機能そのものはシンプルなのに用途としては、ピアノ練習に、PCでの楽曲制作に、ライブにとマルチに使える、言うなれば「スマートピアノ」とでも呼びたくなるような多彩さ。今の時代に凄くマッチしている印象ですね。
■操作に迷わないスッキリしたパネル。ピアノ以外の音色も収録
操作子はとてもシンプル。電源スイッチにボリューム、リバーブ(音の響き)、メトロノーム、8つの音色つまみ。
よく「機能はあんまり要らない。シンプルなのが良い」と仰る方がお客様にも多いのですが、これは正にそうしたシンプルな操作性となっています。
ピアノ以外の音色も何気なくクオリティが良く、普通に使える印象。
ピアノ以外の音色でも本当にバンドのライブで使えそうな感じですね。
これまたニクイ機能として、音色切り替え時、音切れしないんですよ!
例えばピアノ音色で鍵盤を押さえながら、ハープシコードに切り替えるなんて事をしても、ブツッと途切れず、もう一度鍵盤を押した時にスムーズに音色が切り替わっているのです。
これは・・・本当におうち時間向けのモデルなのか疑わしくなってきました(笑)
■X型スタンド、フットスイッチペダルも付属
音を伸ばすのに必要なサスティンペダルとして、簡易的なフットスイッチペダルが付属しています。
別売りのペダルを購入しなくても、しっかり音を伸ばして演奏できるのはありがたいですね。
加えて、本体の箱の中にはなんと「X型キーボードスタンド」まで同梱されているとの事。
名門アクセサリーブランドULTIMATE社製で、X型スタンドに載せるだけでなく、ネジ留めまで出来てしまう珍しい仕様との事。
正に至れり尽くせり。初めてピアノを弾く人の事を本当に良く考えられていて素晴らしいですね。
■カラーバリエーションも参考出展
通常のブラックに加え、参考出展としてカラーバリエーションも展示されていました。
カラーはメタリック・レッド、シルバー、ブルー、ホワイト、グレーの6種類。
通常カラーと合わせれば何と7種類!夢が広がる展開ですね~。今後の展開が楽しみです!
■超豪華なゲスト演奏!
ステージ上では司会の進行に合わせて豪華ゲストが登場。
1番手はコルグ・デジタル・ピアノイメージキャラクターでもある元AKB48 松井咲子さん
クラシックを2曲を演奏。
セミウェイテッド鍵盤とは思えない繊細なタッチによる表現が素晴らしく、Lianoの鍵盤で十分にクラシックの表現が可能な事が感じられました。
2番手は超人気YouTuberピアニストのハラミちゃんが登場。
ハラミちゃんはピアノを主軸としながらも、エレピやハープシコード等多彩な音色を取り入れられ、ポップスの曲を色鮮やかに表現されていました。
音色を切り替えた時に「音切れしない」というまるでバンド用キーボードのような機能を上手く使用されていたのがとても印象的でした。
トリを飾るのは大御所「ミッキー吉野」さん
これまでとは異なり、なんとバンド編成でLianoを演奏。
ピアノはもちろんの事、エレピやオルガン等もキーボード的に用いられ、ポータブル電子ピアノで演奏されている事を忘れてしまう程、音がバンドに馴染んでいました。
出音が想定以上に良く、手軽に持ち運べるステージキーボードとしてもバッチリですね!
撮影タイムでお三方をパシャリ。Lianoと共に超豪華な絵面ですね~。
これだけの豪華ゲストが参加された事から鑑みても、Lianoが物凄い力を入れた新製品である事が伺い知れますね~。
KORG超期待の新製品!「Liano (L1SP)」は9月24日発売!
商品ページはこちらからどうぞ↓
<仕様>
■鍵盤: LS鍵盤:88鍵(A0〜C8)
■タッチ・コントロール : 3段階
■ピッチ:トランスポーズ、ピッチ
■音律 : 平均律
■音源 : ステレオPCM音源
■同時発音数 : 120 ※音色によって最大同時発音数は異なります
■音色数 : 8音色
■エフェクト : リバーブ、コーラス
■デモ・ソング : 8曲(音色デモ・ソング)
■メトロノーム : テンポ、拍子、音量
■ペダル:ダンパー
■接続端子 : PHONES/LINE OUT兼用端子、USB端子(Type-B)、DAMPER端子
■コントロール : 電源、VOLUME、REVERB、METRONOME、音色ノブ
■スピーカー : 8cm x 2
■アンプ出力 : 8W x 2
■電源 : ACアダプター(DC 12V)または、単3形アルカリ乾電池6本orニッケル水素乾電池6本(別売)
■電池寿命 : 約8時間(単3形アルカリ乾電池6本)*使用電池、使用状況により変動します
■消費電力 : 5W
■外形寸法(W x D x H)/質量 : 1,282 x 290 x 73 mm/6.0 kg
※1,282 x 457 x 781 mm/8.4 kg(スタンド含み突起物含む、譜面立て含まず)
■付属品 : ACアダプター(KA390)、譜面立て、ペダル・スイッチ(PS-3)、X型ピアノスタンド
■バンドル・ソフト
■Skoove プレミアム・プラン 3か月トライアル (オンラインピアノレッスン) 。
■KORG Module (ピアノ・キーボード音源アプリ)
■KORG Gadget 2 Le (音源内蔵DAW音楽制作アプリ)
■ 品名 : L1SP(JAN:4959112230088)
■ 希望小売価格 : オープンプライス
■ 予定価格 : 39,600円(税込)
■ 個装箱外寸 : 1,378 mm × 370 mm × 203 mm=三辺合計1,951mm / 11.28 kg
■ 発売日 : 9月24日(土)