DTM初心者スタッフがNI/KOMPLETE AUDIO1を導入するまで!Guitar Rig 5 Proがもらえるキャンペーンは2020/5/4まで!
パワーレックスタッフのOです。
先日、新規購入・製品登録で「Guitar Rig 5 PRO」が無料でもらえるキャンペーンが始まったNative InstrumentsのKOMPLETE AUDIOシリーズ(オーディオインターフェース)。
インプット等の違いで3種類ラインナップされており、当店でも人気のシリーズです。
もともと音源ソフトやプラグインエフェクトが大人気のNIですが、その中でもギターアンプやエフェクト専用プラグイン「Guitar Rig 5 PRO」もギタリストやベーシストに人気の1つです。
KOMPLETE AUDIO シリーズには通常、Free版がバンドルされているので、もともとギタリストにオススメではあったのですが、今なら有料版がそのままついてきます。普通に単体で買うと¥26,800です!インターフェースより高価なんですがコレはいいんでしょうか・・・。
そんな強烈なキャンペーンを知らないはずの、最近パワーレックへ入社したスタッフA君がオーディオインターフェースを探していると相談にきました。なんという偶然!!
彼は休憩時間になるとメタルやパンクのフレーズを弾いているようなギターキッズなので、こんなピッタリな話はない!と紹介してみましたので、その一部始終をご覧ください。
登場人物
スタッフO・・・もともとバンドマンでギター担当。DTMは年相応に嗜む。
NIのキャンペーンのお得さを何も知らないスタッフA君へ伝えたい。
スタッフA君・・・メタルやパンク出身の永遠のギターキッズ。ギターとパソコン周りには詳しいが、DTM環境がない状態。ギターを録音出来るように機材を探したい。
スタッフA君「Oさん、ギターをパソコンで録音出来るようにオーディオインターフェースが欲しいんですが、何が良いですかね?」
スタッフO「Windowsだったよね?予算とか他にやりたいことはないの??」
スタッフA君「出来るだけ手ごろな価格で、音が良い物を・・・」
スタッフO「そりゃそうだよね(笑)、ちょうど今Native Instrumentsからキャンペーン案内が届いて、まるで君のために用意されたような内容なんだけど」
Guitar Rig 5 Proがもらえる旨を伝えます。
あんなものや
こんなものや
そんなものまで使えるよ、と
スタッフA君「コレにします」
即答です。もう少し悩んでくれよ(笑)とも思いながら続けます。
スタッフO「DAWソフトは持ってるんだっけ?そもそも多少はDTM経験あるんだっけ?」
本当に本人にとって最適な1台であるか、もう少し確認したかったので探りを入れていきます。
スタッフA君「ほとんどありません。DAWもないのでどうしたらいいですか?」
スタッフO「そしたらKOMPLETE AUDIOにMaschine Essentialsっていうソフトがバンドルされてるからまずはコレで試そう。その中でGuitar Rig 5 Proを立ち上げてギターを歪ませて録ってみよう」
スタッフA君「・・・はいっ!」
(付属バンドルにableton Live Liteもあるんですが、歌を録ったりする様子ではないので、簡単にビートを作成できるMaschineで勧めました)
ということで早速一緒に検証してみることにしました。
ソフトはすでにお店の展示機にインストールされているんですが、自前のPCを持ってきているとのことでインストールから実際に立ち上げるところまでやらせてみます。
まずはNIのサイトからWindows用のドライバーをダウンロード/インストールします。
画面の指示通りにポチポチ進めます。
ほぼ初めてのスタッフA君でもこのあたりはメーカーサイトのガイドが分かりやすく迷わず出来ています。
メーカーさんありがとう!!
無事にWindows上のシステムに認識するようになりました。
ここまで10分もかかっていなかったと思います。
同じように画面の指示に従いながらMaschineソフト等もインストールできました。
(この辺りは長くなるのでメーカーサポートページを参考にしてください。)
使用用途としてはギター録音がメインということなので、ラインナップの中で一番コンパクトなKOMPLETE ADUIO 1で試していきます。(手順は他のモデルも一緒です)
念のために、インターフェースとギターの接続や設定をチェックします。
ただ差せば良いと思っている方は、間違った覚え方をしているかもしれませんので直しておきましょう!
1.ギターを繋いで音割れしない程度にGAINツマミを回していきます
※この時点ではギターの音量の調整です。GuitarRig5Proは関係ありません
2.Maschine Essentialsを起動し、インターフェースの設定をする
スタッフO「インターフェースの設定は分かるかな?Maschineに限らずどのソフトでも必要な手順なんだけど」
スタッフA君「大丈夫です!メニュー項目の環境設定からオーディオデバイス設定ですよね」
スタッフO「その通り!」
Prefarence(いわゆる環境設定)でKOMPLETE AUDIO 1(WindowsなのでASIO)の設定も完了です。
3.Maschine内でインプット設定
まずはギターインプットの設定。
・サンプリングのアイコンをクリック
・「Source」を【Ext.Mono】へ
・「INPUT」を【In 1 R】へ(これは使用するインターフェースで変わります)
・「LENGTH」を録音したい小節の長さへ(今回は4小節)
・「MONITOR」をONへ(ONにしないと聞こえません)
※インターフェース側のつまみも直しておきましょう。
4.実際にGuitar Rig 5 Proをかけながら録音する
ここですぐにGuitar Rig 5 Proをかけてもいいのですが、ちゃんと録音の設定が出来ているかチェックするために、エフェクトをかけずにそのまま録音テストをしてみます。
設定した小節の長さ分、ビートを聞きながら弾きます。
画像のようにきれいに波形が出ましたので成功です。
小さすぎたり大きすぎる波形になってしまったら、インターフェースのGAIN調整から見直しましょう。
画面左のメニューからGuitar Rig 5 Proを選択して呼び出します。
スタッフO「好きなプリセット選んであとはご自由にどうぞ!」
スタッフA君「・・・はいっ!」
迷いなくメタルとパンクのプリセットを見つけて試しているあたり、相当頼もしいです(笑)
Free版で使えるものと、Pro版にしかないものとも比較をお願いしました。
スタッフA君「・・・・」
お試し終了後、実際どうだったか質問してみました。
初めてインターフェースを買う方は、リアルな声としてぜひ参考にしてみてください。
【ここが良かった】
(インターフェース)
・上面のランプが暗所でも見やすそう
・見た目がブラックで統一されていてクール
・軽くてコンパクトで持ち運びやすそう
・付属ソフトがたくさんあるので、やりたいことが決まっていなくても安心
・大きなボリュームノブが操作しやすい
・接続端子などがすべて自分側に集約されていて使いやすい
(Guitar Rig 5 Pro)
・Free版でもプリセットで割と使えそう(エフェクターの組み合わせでよくここまで色んな再現している)
・Pro版のプリセットやアンプは最高!普段、生の5150系のアンプを使っているがかなりそっくり!
・スタンドアロンで使えるので、練習用アンプ代わりにできる(チューナーやメトロノームもある)
・Pro版にはルーパー機能があった!試せなかったので早く試したい!
【ここがイマイチ】
・Maschine内でのバッファサイズの変更箇所が分かりづらかった(Windows版に関して)
・せっかくならMaschine内でサンプリングではなく、DAWのようにオーディオトラックを立ち上げてギター録音もできれば最高だった(abletonLiveが付いているので平行して使えば問題なし)
以上、基本的には大満足な結果となり、スタッフA君はKOMPLETE AUDIO 1ユーザーになったのでした。
Guitar Rig 5 Proがもらえるのは2020年5月4日までに、新規購入・登録までお済の方です。
買っただけでは対象になりませんので、忘れずにご登録をよろしくお願い致します。
製品を入手するまでの流れ