DJプレイをライブストリーミング!配信向きなDJシステムと必要ツール

『DJプレイをライブストリーミング!配信向きなDJシステムと必要ツール』

コロナ禍の影響により、これまでの日常が一変。イベントの開催は難しく、大規模なパーティやフェスも、いつ再開されるのか、全くわからない状況です。世界規模の混乱が続くなか、ミュージシャンの新たな表現の場として、ライブストリーミングに注目が集まっています。

ダンスミュージック界隈では、オンラインでのフェスやパーティなど、ステイホーム型イベントへの取り組みが加速。現場でのプレイ機会を失ったDJもまた、個人でライブ配信を行うなど、その状況は激的に変化しています。

実際に「ライブ配信してみたいけど。。」という問い合わせが増えていることからも、ライブ配信への注目度の高さを実感します。あまりにも突然すぎるDJ環境の変化に、戸惑うのも当然。そんな前向きな悩みを解消するために、ライブ配信に必要な機材と環境について紹介します!


●ライブストリーミングに最適なDJシステムとは?

ライブ配信では、映像と音声ファイルを、YouTubeなどの動画配信プラットフォームへ送信します。よって、すべての信号はデジタルでなければなりません。

例えば、ターンテーブルやCDJをDJミキサーに接続した場合、出力される音声信号はアナログです。従って、オーディオインターフェイスで、アナログ信号をデジタル信号に変換する必要があります。

すでにターンテーブルやCDJのセットを所有している場合は、オーディオインターフェイスまたは、オーディオインターフェイス搭載モデルのDJミキサーを導入することで、音声をデジタル化できます。

オーディオインターフェイス搭載DJミキサーPioneer DJ / DJM-900NXS2

 

しかし、これからDJを始める場合、DJセットにオーディオインターフェイスと、すべてを揃えるにはコストが高い。。また、機材の接続という、初心者には高すぎる壁も待ち構えています。

よって、これからライブ配信を前提にDJを始めたいという方には、DJコントローラーがオススメ。オーディオインターフェイスの装備はもちろん、PCと接続するだけのシンプルな接続性も魅力です。


●初心者にオススメ!エントリーモデルといえば「DDJ-400」

DJコントローラー選びのポイントは、どんなDJプレイ、およびライブ配信をしたいかです。プレイに関しては、憧れのDJのパフォーマンスを参考にすると、必要な機能が見えてきます。ライブ配信のスタイルでいえば、マイクパフォーマンスや効果音など、付加的な要素を考えてみましょう。

とはいえ、初心者が自分に最適な一台を選ぶのが、どれほど難しいことか。。そこで、初心者向けの一台として、Pioneer DJのDDJ-400をチョイスしてみました。

 

DDJ-400の商品ページはこちら

ライブ配信では、背景を考慮して機材を設置する必要がありますが、幅482mm、高さ58.5mm、奥行き272.4mmのコンパクトなDDJ-400なら、設置場所に困りません。

コンパクトなボディに、マスターアウト(×1)、ヘッドフォンアウト(×1)、マイクインプット(×1)の入出力が、シンプルに装備されているので、初心者でも迷わず接続できます。

*ライブ配信の場合、マイク入力からの信号は送信されません。

DDJ-400背面

DDJ-400は、DJソフト「rekordbox dj Ver.6.0」に対応。「rekordbox dj Ver.6.0」はPioneer DJのrekordboxウェブサイトからダウンロード可能で、DDJ-400ユーザーであれば無料で試用できるので、ソフトを購入する必要はありません。rekordboxは、DDJ-400と同じく、Pioneer DJが開発しているので、親和性も抜群。面倒な設定を行わずに、すぐにDJを楽しめます。

※こちらの動画はrekordboxバージョン5.0でのご紹介となっています。

DJミックスで使用するミキサーには、音質を調整する「EQ」、音量を調整する「ボリュームフェーダー」、チャンネルを切り替える「クロスフェーダー」に加えて、一定の音域だけを出力させる「フィルター」も装備。

ミックスでは、EQ操作がとても重要なのですが、HI・MID・LOの3つのノブを用いた音質調整には、それなりの経験が必要です。ちょっと不安になりますが、フィルターがあれば大丈夫。フィルターは、1つのノブだけで、EQと同様の効果を得られる優れもの。まずはフィルターで音質調整の感覚を掴むのがオススメです。

チャンネル切替に使用するクロスフェーダーは、カーブ調整も可能です。カーブとは、クロスフェーダーの位置に応じて、それぞれのチャンネルの音量がどの程度変化するかを表す曲線のこと。

例えば、次にプレイする楽曲を徐々にミックスしていく場合は、フェーダーカーブを緩くします。逆にスクラッチでは、いわゆる「切れ」が必要となるので、フェーダーカーブをきつくします。ちょっと地味目の機能ですが、あらゆるDJスタイルを可能にする、とても優れた機能なのです。

ひときわ目を引くジョグホイールは、ミックスの微調整やスクラッチに使用します。CDJの技術が注がれたジョグホイールは、レスポンスも十分。繊細な再生デッキのコントロールが可能です。

DJコントローラーに欠かせない機能のひとつがホットキュー。ホットキューは、楽曲間を自由に移動して再生できる機能です。例えば、曲の再生開始ポイントにホットキューを設定すると、ダイレクトに再生ポイントにアクセスでき、すぐにプレイの準備が整います。

DDJ-400では、1曲あたり最大で8個のホットキューを設定して、操作できるので、楽曲のリメイクなど、クリエイティブなパフォーマンスも可能です。

DDJ-400最後のオススメ機能として、サンプラーをピックアップ。サンプラーは、ボーカルやSE(効果音)などのサンプル再生に使用します。サンプラーを使用すると、ヒップホップやダンスホールなどで耳にする、レゲエホーンなどのSEを鳴らすことができます。

ライブ配信で重宝しそうなサンプラーには、最大64個ものサンプルをロードして、プレイできます。ホットキューもそうですが、パフォーマンスパッドによるレスポンスが素晴らしく、ついつい叩きたくなってしまいます。

DDJ-400については、Pioneer DJの定番!低価格DJコントローラー「DDJ-400-S」と「DDJ-SB3-N」を徹底比較!のページで、さらに詳しく紹介しているので、そちらも是非参考にしてください!


●DJパフォーマンスを進化させる「DDJ-1000-SRT-W」

ライブ配信とともに、DJプレイの進化を求める中上級者には、Pioneer DJのDDJ-1000-SRT-Wをオススメします。クラブの定番「CDJ-2000NXS2」と「DJM-900NXS2」と同様に、ノブやボタンが配置されたDDJ-1000SRT-Wは、大き過ぎない絶妙なサイズ感が魅力。程よい間隔で配置されたノブやボタンが、ゆとりの操作性を実現します。

DDJ-1000SRT-Wの商品ページはこちら

DDJ-1000SRT-Wには、CDJやターンテーブルの接続が可能な4系統の入力端子が装備されており、DJミキサーとしても機能します。出力系統も豊富で、マスターアウト(x2)とブースアウト(x1)を装備しているので、多彩なルーティングが可能です。

さらに、マイク入力(x2)が装備されているので、DJプレイにマイクパフォーマンスやラップを乗せて、ライブ配信を盛り上げることもできますね。

DDJ-1000SRT-W背面

DDJ-1000SRT-Wには、DJソフトをリードするserato社のフラッグシップ「serato DJ Pro」が同梱されています。serato DJ Proの機能を基に設計されたDDJ-1000SRT-Wなら、そのポテンシャルをフルに引き出すことができます。

DJM-900NXS2をベースにデザインされた4チャンネルミキサーは、serato DJ Proの4デッキ同時コントロールに対応。DJにはお馴染みのレイアウトで、EQやFXなどを操作できます。

DJM-900NXS2と同様のMAGVEL FADERが装備されたクロスフェーダーは、高い耐久性と抜群の切れ味を誇ります。もちろんカーブ調整も可能なので、スクラッチからロングミックスまで、多彩なDJスタイルに対応します。

スクラッチといえば、ジョグホイールの性能も重要ですね。そのサイズは、CDJ-2000NXS2と同じで、JOG ADJUST機能により、ホイールを操作した際の重さを調整可能。高いレスポンスが求められるスクラッチにおいても、最高のパフォーマンスを発揮できます。

新たなDJスタイルの確立には、パフォーマンスパッドは欠かせません。各デッキに8個づつ配置されたパフォーマンスパッドは、パッドモードの切り替えにより、ホットキュー、ロール、スライサー、サンプラーなどのクリエイティブな機能を、ドラムパッドを叩くように操作できます。

最後に、エフェクトにも触れておきましょう。DDJ-1000SRT-Wには、DJM-900NXS2などでお馴染みの、SOUND COLOR FXとBEAT FXの2系統のエフェクトが装備されています。BEAT FXは、マイクにもエフェクトを加えることができるので、声にエコーを加えて飛ばしたりと、ライブ配信でも重宝する機能のひとつです。

DDJ-1000SRT-Wのポテンシャルの高さは、ニューヨークで活躍するDJ SHU-Gのパフォーマンス動画を見ると、きっと納得してもらえるはずです。

また、”楽器のような操作性でDJをライブ・パフォーマンスの領域へ。serato DJ Pro専用コントローラー「DDJ-1000SRT-W」”のページでも、DDJ-1000SRT-Wを、さらに詳しく紹介しているので、是非チェックを!


●ライブ配信に必要なその他のツール

DJのライブ配信では、DJコントローラー以外にも、幾つかのツールが必要です。カメラ一台でライブ配信を行う場合は、次の図のようなツールを用いることで、システムを構築できます。それでは、各ツールの役割と機材選びのポイントを見ていきましょう。

1. ウェブカメラ

動画撮影用のウェブカメラです。一般的にPCへ接続して使用します。解像度や画角、設置方法を基に、用途にあった機種をお選びください。使用するPCで使えるか、動作環境の確認もお忘れなく!

2. マイク

マイクパフォーマンスやボーカル用のマイクです。ライブ配信用として使うのであれば、低価格帯のダイナミックマイクで十分です。

3. パソコン

DJソフトや配信ソフト、DJコントローラーなど、ライブ配信において中枢を担うのがPCです。DJのライブ配信では、複数のソフトを作動させながら、データサイズの大きい映像と音声をリアルタイムで送信します。よって、低スペックのPCでは、処理能力が追いつかず、ライブ配信のフリーズなど、トラブルが発生してしまうので、必ず高スペックなPCを使用してください。

4. スマートフォン / タブレット

スマホまたはタブレットで、実際にライブ配信を見ながら配信しましょう。配信状況の確認はもちろん、リアルタイムに届くコメントなどから、オーディエンスの反応をチェックできます。DJのライブ配信では、コメントがオーディエンスとの唯一の接点となるので、確認はとても大切ですね。

5. 動画配信プラットフォーム

一般的なライブ配信では、YouTubeやTwitchなどが利用されるケースが多いですが、DJのライブ配信では、それらのプラットフォームの利用はオススメしません。その理由は楽曲の著作権に関係します。販売されている楽曲は、著作権法で制作者の利益が守られているので、楽曲を無断で使用することは禁じられています。よって、前述したプラットフォームなどでは、著作権法に抵触するライブ配信は、配信停止などの措置が取られてしまいます。

そこでオススメなのが、「Mixcloud Live」です。Mixcloud Liveは、DJミックスの配信やリスニングができるサービスとして、世界中のダンスミュージックファンにお馴染みのMixcloudが、新たに開始したサービスです。

Mixcloudはライセンスされたプラットフォームで、Mixcloudからロイヤリティ会社にライセンス料が支払われるので、著作権を侵害することはありません。Mixcloud Liveがライセンス契約を行っているレーベルや楽曲に関しては配信停止の心配もなく、DJには最適なサービスです。
※Mixcloud Liveがライセンス契約を行っていない楽曲使用に関しましてはこの限りではありませんのでご注意ください。

Mixcloud Liveは、月額$15のサブスクリプションプラン「Mixcloud Pro」へ加入すると利用できます。

6. 配信ソフトウェア

ライブ配信では、映像と音を送信する、配信ソフトが必要です。世界中で最も多くのユーザーに利用されている「OBS」は、Windows版とMac版が用意されていて、どちらも無料。機能も充実しているので、DJのライブ配信にもオススメです。


●ライブ配信とともに高まるDJコントローラーの存在感

予期せず訪れた、パーティ様式の変化。クラブやフェスなどの現場で音楽を体感できないのはとても残念ですが、悲観してばかりもいられません。この状況をチャンスと捉え、積極的にライブ配信を行うことで、新たなDJスタイルの先駆者にも成り得ます。

今後もオンラインフェスや、Mixcloud LiveのようなDJ向けライブ配信プラットフォームは充実していき、コロナ収束後も、ライブ配信はひとつのスタイルとして定着していくでしょう。

そう考えると、ライブ配信の環境を手軽に構築できて、相性も抜群なDJコントローラーは、DJシステムのファーストチョイスとして、確固たる地位をきずいていきそうです。

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