【再掲載】近藤等則さん機材ストーリー、MORE!!! 【その3~エフェクター編】(2013年06月04日)

1948.12.15. – 2020.10.17.
R.I.P. Toshinori Kondo

撮影:2013年12月

本年10月17日に逝かれた近藤等則さん。
近藤さんのトレードマークである、エレクトリック・トランペットのシステム構築において、イケベ楽器店は、特に2000年代以降、マイク、エフェクター、プリアンプ、更にはトランペット本体に至るまで、何かと接点を頂いて参りました。
その思い出を偲んで、2013年度に当社媒体に掲載させて頂いた機材にまつわるインタビュー記事を再掲載させて頂きます。

関連記事>>
追悼:近藤等則さんとの思い出をふりかえる~2000年代の記事一覧


※2013年6月4日記事より再掲載
※イベント情報も当時の告知のまま掲載させて頂きます。

こんにちは!

エフェクターは大好きです!沼田です!

トランペッター近藤等則さんを機材面からアプローチしたインタビュー、

近藤等則~ライブ機材の現在を語る 2013

そして、“面白すぎる”その深掘りレポート【第3弾】!!!

↓その1、その2はこちらから!
近藤等則さん機材ストーリー、MORE!【その1~プリアンプ編】(2013年5月23日)
近藤等則さん機材ストーリー、MORE!! 【その2~ワウ編】 (2013年05月28日)

今回のお題は、エフェクター!!
今回も近藤さんのテキストをほぼそのまま掲載!!
どうぞ!!

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■エフェクターについて

学校の音楽の授業で、音楽の三要素を教える。リズム、メロディー、ハーモニー。
俺としては四要素にして欲しい。音色だ。音色こそ音楽にとって決定的な要素。
ピアノという楽器を標準楽器にした音楽教育は、西洋クラシック音楽の普及と権威化には役に立つかもしれないが、それぞれの民族が育んできた微妙な音色への感受性・美意識を殺し、音楽をグローバル・スタンダード化してしまった。経済より100年早く、音楽はグローバル・スタンダード化のワナを仕掛けられた、と俺は思う。ピアノの音色って味気ない。だって叩いた後は、金属弦の減衰運動しかないんだから。微妙な揺れなんて全くない。ピアノの音は人間の耳の可聴範囲、20ヘルツから20,000ヘルツ内しか出ていない。20,000ヘルツ以上の音が人体に作用し、艶となる事を無視している。だからCDなんて、ホントは音楽の敵なんだ。
ワナにはめられた人間社会内での音楽活動に嫌気がさし、本当に解放された気持ちいい音、演奏を求めて「地球を吹く」を始めたら、アッという間に18年が過ぎた。「地球を吹く」の事はいつかゆっくり話す事にして、エフェクターに戻ろう。
そう、エフェクターこそ音楽の本質じゃないか、とさえ思う。江戸時代初期、沖縄から蛇味線がはいり、日本人は三味線を作った。その時、「さわり」という工夫を三味線に仕掛けた。ビンビンビンというヒズミ音がでるようにしたのだ。尺八だって能管だって鼓だって音色へのこだわりから生まれた。エフェクターこそ音色の追求としてある。
俺がガキの頃、何でジャズに憧れたかというと、ラッパの音一音聴いただけで、サッチモだ、マイルスだ、クリフォードだとわかる事が、スゲーと感動したから。ここまで自分の音色を出せるとは!
ロックだってそうだ。ジミヘンがストラトのエレキギター、マーシャルのアンプ、ワウやファズのエフェクターに出会わなかったら、無名のブルースマンで終わっていたかもしれない。
俺がエレキトランペットに固執したのも、ジャズトランペットの先輩達が推し進めた音色の追求を更にブッ飛ばしてやろうと思ったからだ。楽しかったが、結構シンドイ作業でもあった。
だってエレキトランペット用の機材なんて売られてない。エレキギター用かスタジオ用の機材を使うしかなかった。前にも書いた様に、周波数帯域の違い等で四苦八苦。それに誰もやってないんだから、一人で悶々とやるしかなかった。
EQが一番ベーシックなエフェクターだと思う。ここん所、6月11日のライブにもっとファンキーな音を出したいと、apiのプリアンプの後にAlembicをつないで、EQをいじり倒している。
俺のエフェクターの使い方の特徴の一つがWhammyをはじめに、Wahを最後に持ってきている事。二つをONにして両方のペダルを両足で踏むと、めちゃスペーシーな音になる。UFOを操縦してる気分というと、わかるかな〜、わかんねーだろうな~(^-^)/~。
それから、フィルターが好きだ。The Mail Bomb、 Bobulator、 DOD Envelope Filter、 DigiTech Synth Wah、 Maxon AF9 等を取っ替え引っ換えして使ってる。
Distortion, Overdriveはなかなかラッパに合うのがなくて困ってるが、FulltoneのOCDは使える。
最近Korgから借りたVoxのSatchuratorが面白い。
Delay, Reverbは今まで何種類試したか、ため息が出るほどだが、現在はEventideのTIMEFACTORとSPACEに落ち着いている。特にSPACEは気に入っている。21世紀の音楽はSpace Musicだと勝手に思っているんだが、Reverbは特に重要なエフェクターになる。各メーカーが更にぶっ飛んだリバーブを開発して欲しい。俺自身どっかの技術者と組みたいくらいだ。
1U, 2Uのマルチエフェクターも様々使った。今時々使ってるのがG-ForceDigiTechのFXも面白い。
エフェクターを色々使って来て気付いた事は、お国柄が出るという事。アメリカ、ヨーロッパ、日本それぞれ違う。日本のメーカーに期待するのは、もっと個性的で音質重視のやつを作って欲しい。だって音楽こそ魂の自由を表現する最高の遊びなんだから。

近藤等則 2013・5・28記

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Wahmmy + Wah の2段がけ!
& SpaceMusic!
音色を追求し続ける近藤さんの次回ライブ、まもなく開催!

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◆響命 ひびきあういのち vol.2

日程:2013年6月11日(火)
時間:Open 18:00 / Start 20:00
料金:予約 ¥3,000 当日 ¥3,500 【ドリンク代別】
席種: 自由席または立見
会場: CAY (スパイラルB1F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
出演: 【Live】近藤等則 / 山木秀夫 / DJ Sahib with Special Guest

ご予約:≪電話≫ CAY TEL:03-3498-5790

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近藤さんの足元&ラックにも注目!

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